コンサート出演情報(東京)

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5月9日(火)18:00開演 豊洲文化センターホール

日本グリーグ協会主催のコンサートに出演いたします。
(全体の曲目は、日本グリーグ協会 公式サイト (grieg.jp) に載っています)

昨年、岩崎淑先生主催の「カロローザ」コンサートに出させていただいたご縁で、今回のコンサート出演に至りました。
私が演奏する曲目・解説です↓

Bohuslav Martinu  ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959) 
 Sonate No.1 for Flute and Piano フルートとピアノのためのソ ナタ 第1番より 
   1.Allegro moderato   第1楽章 アレグロ・モデラート 
 
チェコスロバキアのポリチカという村で生まれたマルティヌーは、6歳から始めたヴァイオリンの才能を認められ、音楽好きなボヘミア人たちの支援を得てプラハに出ます。
プラハ音楽院では作曲、オルガンに転じますが、堅苦しいアカデミックな教育に反発して退学になってしまいます。故郷の小学校教師になった後、チェコフィルのヴァイオリン奏者になり、33歳の時パリへ作曲で留学します。
パリではルーセルに師事し、多くの作品を発表して急速に名を知られるようになりますが、ドイツ軍のフランス侵攻を逃れてアメリカへ渡ります。

このソナタはアメリカ滞在中の1945年に書かれました。マルティヌー独特の自発的な動的リズムが見られ、健康な生命力を内蔵する音楽となっています。 

Bela Bartok ベーラ・バルトーク(1881-1945) 
 Romanian Folk Dance ルーマニア民族舞踊 
  第1曲 棒踊り Danse au bâton  第2曲 飾り帯の踊り Brâul 
  第3曲 足踏み踊り Le batteur de grain  第4曲 ブチュムの踊り (ホーンパイプ踊り)Danse de Bucsumi   第5曲 ルーマニア風ポルカ Polka roumaine 
 
当時のオーストリア=ハンガリー領、現在のルーマニアで生まれたバルトークは、幼い頃に父親を亡くしたため、母の仕事に伴い各地を転々とした後に現在のハンガリーに移り住み、18歳でブダペストの王立音楽院(現、リスト音楽院)に入学しました。
その頃のハンガリーでは民族主義運動が続いていたこともあって、マジャール族の古民謡を1万曲以上も収録し採譜、整理したと言われます。

ルーマニア民族舞曲は、バルトークの民俗音楽による作品の中でも最もよく知られており、6曲からなる小曲集になっています。ピアノ独奏だけでなく、様々な編曲版がありますが、本日はピッコロとピアノ伴奏版でお届けいたします。 

このほか、グリーグの作品をたっぷり楽しめるコンサートとなっております!
お待ちしております!(^^)!

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